●音の良いガラード・プレーヤーの選び方

 

ガラードプレーヤーをご購入される際に、チェックすべきポイントとなる点をあげてみました。
また、これらのことはそのままメンテナンスにもなりますので、参考にしてみて下さい。


1.ターンテーブルマット
・ゴムが硬化していたり、細かいひびが入っていないか。
・手で回して回るようなら、粘着力が薄れています。
モーターのトルクが伝わりにくくなります。
・その結果、音が痩せて、力感も失われてしまいます。
・マットが手で簡単に回るものがかなり多いです。
・両面テープの使用は表面が凸凹になりお勧めできません。

・是非。チェックしてみて下さい。

※マットの周囲にギザギザのあるものはハンマートーンの初期タイプです。
    


2.アイドラー
・接触面が固くなりテカってないもの、また湾曲していないもの。
・摩耗しているものは、表面を削るだけではだめです。交換が必要です。
・ゴムが固くなっているものも、交換が必要です。新品はゴムが柔らかくトルク力も違ってきます。

 


3.プーリー
・接触面が摩耗し「へこみ」や「段差」があるものは、回転ムラやトルクが弱くなる原因です。

    
(301用)                        (401用)


4.バネ
・アイドラー、モーター周りのバネが伸びて変形していないこと。
・バネが均等に張っていないと、プーリーとアイドラーが斜めに接触してしまいます。

 
                                (モーター用)                    
 (アイドラー用)   


5.ターンテーブル
・ホワイタタイプはストロボの有り無しがあります。シルバーはストロボタイプはありません。
・ターンテーブルが歪曲、スピンドルの穴が広がっていないか。(穴が大きいとガタが出る原因です)
・裏面の穴は少ない方がバランスがよく音もよい傾向にあります。2,3穴より1穴の方がより高価に
  な ります。
・実際は1穴を見つけるのは難しいかもしれません。
 日常のメンテナンスとして内側のアイドラー接触面を、アルコール類等で定期的にふき取ります。
 ゴムのカスが真っ黒に採れて滑り止め防止に必須です。

 
(左の枠に1個のもの:ホイールのバランスがよいとされています。)


6.スピンドル
・スピンドル自体が摩耗しているものもあるので要注意です。ガタが大きくなります。

 


7.スラストパット
・中のプラスチックの部分が摩耗してないか、摩耗の場合はスピンドルが下がってしまいます。

    
    (301用)                         (401用)


8.オイル漏れ
・オイルが漏れて周りに滲み出していないか。
・ガスケットの交換が必要です。
(ガスケット)


9.モーターの状態
・モーターが回転したとき異音が発生していないか。
・回転しているターンテーブルを手で触るとすぐに止まるようでは問題があります。
・モーターのトルクが弱く回転が遅くなっていないか確認してください。
・ローターベアリングの摩耗やオイルの状態は外からは確認できません。
・実際には分解してのオーバーホールがお勧めです。但しこれは有料となります。
(ご自分でのモーター内部のメンテナンスは知識と技術が入ります)
・外観のチェックだけではわかりませんので、お店に確認するとよいでしょう。

 (ローター・ベアリング)


10.電源関係
・スイッチのオンオフでバチッとノイズが入る。
・スイッチサプレッサーユニットの交換が必要です。
※401用は2個必要となります。



【まとめ】
・上記の問題点のほとんどはパーツの交換により解消され、音もよくなります。
・ガラードの購入価格の差は、上記の点の評価により価格差が出てきます。
・高価なもの:シルバータイプである。完動品オリジナルパーツが多い。
  不具合がない。外観がきれいである等です。
・ご購入後は各パーツをできるだけ交換することをお奨めいたします。
・オリジナルパーツが多いのは良いのですが、経年変化で交換が必要なものが多いです。
(アイドラー、バネ、プーリー、スラストパッド、スイッチサプレッサー等)

結論から言いますと、交換する必要のある部品がより少ないものほど最良のガラードに近づくと言えます。
ガラードプレーヤーを末永くご使用していただくためには日頃の点検がとても大切です。
一つだけのパーツ交換でも音が変化し向上いたします。

手をかければ、かけただけ応えてくれるのがガラードのプレーヤーです。